みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
一日1ミリ
ドラムレッスンでの一コマ
いつもは夕方まで残って勉強しているのに、帰りたいと訴えてきた生徒がいました。
普段は、人前で話すこと、ましてや何かにチャレンジするということが苦手な生徒です。
帰ってもいいですか。と聞かれた校長は
「ドラムをたたいたら帰ってもいいよ」と言って外出してしまいました。
その後の彼女
どうしよう、どうしよう、ドラムなんてみんなから見られるし、絶対やりたくない~
でも、ドラムをしたら帰ってもいいって言われた。
でもやりたくなーい!恥ずかしいし、怖いし・・・
スタッフに困った状況を相談しにきました。
スタッフが「夕方までいるんだったらやらなくてもいいんじゃない?」と伝えると、
「でも、帰りたいからやる!」
スイッチが入りました。
なんと、帰りたい一心でドラムレッスンにチャレンジ。
恥ずかしい~! と言いながらも、他の生徒の応援もあってワンフレーズだけ練習できました。
見ていた生徒からも拍手が起こりました。
終わったーーーー。と喜ぶ彼女。
スタッフから「ドラム叩いたから帰れるね」と言われると
「いや、帰りません。こんなドラムじゃ叩けたことにならないから残ります」
これまた驚きの一言。
結局、この日は夕方まで残って、他の生徒とクイズをして過ごしました。
彼女にとっては1ミリも2ミリも成長した日になりました。
共に一日1ミリ。
校長のラジオ番組をぜひ聞いてください。