みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
みなさんは「パステルアート」というものをご存知ですか?
パステルアートは、パステルという画材を削り、その粉を指につけて、クルクルと
円を描きながら描いていくアートで、とても柔らかい色合いのアートです。
保田高等学院では、一日1ミリレッスン『パステルハーモニーアート』という講座で、
講師の先生に教わりながら、生徒たちはパステルアートに取り組んでいます!!
パステルハーモニーアートでは、毎回作る作品のテーマは決まっていません!!
それは、講師の先生と対話をしながら、その日何を描くかを想像しながら作品を描いていくからです!!
こう言うと、難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際のパステルハーモニーアートの講座では、
その日、自分で書きたいテーマが決まっていれば、それを描きますが、
描きたい物が思いつかないときは、最初に好きな色を選び、用紙に円を描きながら色をつけていきます。
そして、少しずつ色を塗った用紙を見ながら、講師の先生が「このデザイン何に見える?」「これからどういう風にしてみたい?」と生徒たちに投げかけると、
何となくのイメージですが、少しずつ自分たちのイメージを講師の先生に伝え、描き方を教えてもらいながら作品を描いていきます。
すると不思議なことに、作品が進むにつれて今度は、最初は何を描いていいかイメージができなかった生徒も、自分から「先生、こういう風にしたい。」「ここに光のような線を入れたい。」「個々の色をもう少し薄くしたい。」など、描きたいアートのデザインを相談しながらどんどん、作品を進めていきます。
そうやって、少しずつ自分の描きたいイメージに近づけながら、アートを完成していきます。
そのため、毎回作品を完成させると、生徒たちは「先生、見て!!」とか「この作品、ココの部分すごいじゃろ!!」とか「これ、花火に見える?」など自身満々で作品を見せにきてくれます。
そんな、生徒の様子を見ていると、書く(描く)物は違いますが…
何となく先日ご紹介しました、ふり返りノートを書いている生徒の姿と重なり、思わず、微笑ましく思ってしまいました。
私も、絵を描くことは苦手ですが… 今度は私もその輪の中に入り、
生徒と一緒に自分の思いをアートに表現して共に達成感を味わいたいなと思いました。
共に一日1ミリ。
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。