みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
先日、保田高等学院では学園祭を行い、
豚汁やピラフ等の模擬店と普段行っている授業やダンスレッスンやバンドレッスンステージ発表、イラストレッスンやパステルハーモニーアートなどの作品展示を行いました。
今回の学園祭の目的は・・・【一人1役、全員主役。全員参加、観客ゼロ!】
生徒たちはそれにそって、それぞれの役割を協力しながらこなし、
模擬店では…
「お客さんが来たとき、こんにちは。といらっしゃいませ。どっちがいいかねぇ?」
「番号札〇番の人って、どこの席の人?」「次の豚汁あと5分で完成するよ!!」など
ステージ発表では、ダンスレッスンやバンドレッスンステージ発表を行い…
特に、わくわくコミュニケーションの発表では…
生徒たちで「最近あった嬉しかったこと」「今日の学園祭で感じたこと」
など自分たちでテーマを決め、4・5人グループに分かれて話し合い、
話し合った結果を全員の前で、発表するという事を行いました。
生徒たちも保護者や来校者の方の前での発表に緊張していましたが、生徒同士で励ましながら、全員で発表することができました。
すると、保田校長が
「今、生徒全員が発表したので、今度は保護者の方が、今日のわが子を見て、どう感じたかを話してください」
というと…
「今日は人と話すのが苦手だから裏方の作業をすると本人は言っていたが、学校に来てみると、お客さんに声をかけながら接客をしている見て、驚いた。」
「入学した時は、想像できなかったが、人前で発表できるようになった姿を見れて、嬉しい。」
など、それぞれの思いを生徒たちに伝えていました!!
生徒たちも、それを聞いて照れくさそうにしながらも嬉しそうにしていました。
学園祭の最後に保田校長が
「今日、この学園祭には、ホームスクールの生徒の保護者が来ていた…」
「その生徒とは、ホームスクールで自宅に訪問した時、お母さんとは話せるけど、本人は布団をかぶって震えてまだ本人に会えてないけど、部屋の外から声をかけたり、お母さんと話をしながら、一年間、取り組んできた…。」
「そんな中、お母さんは、同級生や学校の仲間が、どんな姿で学園祭に取り組んでいたかを、まだ1日も登校できていない、わが子に伝えるために、色んな思いや葛藤を抱えながら、学園祭に来てくれた。」
「これからも、ホームスクールの生徒・保護者と一緒に歩みながら、いつか必ず、ここに来れるようにするから、その時は〇〇ちゃん、よう来たね!!とみんなで迎えて欲しい…
そして、今、そうやって頑張っている仲間がいることを忘れないで欲しい。」
「今日の学園祭は、その子たちにとっての学園祭学園祭でもあるんだよ。」
というと、生徒たちは、じっと、話を聞き力強くうなずいていました。
本当の意味で【一人1役、全員主役。全員参加、観客ゼロ!】の学園祭でした。
一日1ミリ共に…
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。