みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
今日は先日の終業式の校長の話を紹介いたします。
「年度末の節目は自分を省みることが必要になるけど、皆は、自分の書いた今年度の目標は達成できた?」
ここから校長の話はスタートしました。
生徒たちは…
「できました。」「あんまりできてな~い」「なんだったっけ?」
とそれぞれ目標に対してふり返り結果を答えます。
すると校長は
「それぞれ、目標に対してできた・できないはあると思うけど…そもそも、自分の立てた目標に対して、何も行動しなければ。意味がない。」
「大体みんなの話を聞くと、この行動することにすごく抵抗があるよね。そして、物事を【やる・やらん】という話になると、みんなはこう考える。」
「やってもどうせ無理…。」「やってもどうせダメよ。」
「でも本当はそうじゃなくて、やってから言え‼ 」
「【やってダメ】はやらない人の言葉ではない。やってダメだったら反省して次に活かせば良い。」
次に多いのが
「考えてからやる…」
「確かに考えることは大事だが、考えてやる。っていう人は、ずっと考えて結局やらない。
それは考えるんじゃなくて悩んどるだけ…。何に悩んどるかというと、できるかできないか。
それだったらこれも、やってから考えろ!!」
三つ目に多いのが
「自信がないからやらない」
「自信がないというのは、何か取り組むことに対して、できる自信がないということ。
もっと言えば、自信がなくても自分でやろうと思えば、いつでも行動はできる。」
「この三つは全て矛盾だらけ…自分がもし、こういうところで詰まっとるなら、もったいない!!
結局この三つの思考で動く人は、できる事しかやらないから今のまま成長しない。今のままで世の中にでて生きていける?」
「だから、何事もやらんと始まらん。だから自分の決めた目標ぐらいはやらにゃあいけん。
やって上手くいかんかったらその時考えれば良い。」
「そしてやれば、自信もつくし、できることも増えていく、すると見える景色がどんどん変わってくる。
だからこと今ここで立ち止まっとったらもったいないよ。」
「2年生はあと卒業まであと1年、1年生はあと2年、思いっきりやって、失敗しても助けてもらえるのは今しかないよ。」
「人間はやろうと心で感じたことを、頭で考えて、体が動く。この時一番大事なのは感じること。
感じたら考えるまえにすぐに行動すること、そうやって変わり続けるチャレンジをしていくことが生きること。
だからいろんなことにチャレンジしてほしい。そして変わる・変わらないは、自分次第だということ。」
「そういう意味でこの春休みにもう1回、自分は何をしたいのか、どんな人になりたいのかという新しい目標を考えて、それを必ずやる。を繰り返していく。そして目標にはできることを書くのではなく、自分が今できんというものに挑戦して、できるに変えていってほしい。行動力はとにかく一歩踏み出すこと、これは自信がなくても誰でもできる。」「そのための目標を春休み中に考えておいで。」
と宿題が出ました。
この話は。私ももちろんですが、生徒たちも思い当たるところがたくさんあったようで、校長がホワイトボードに書いた【変わるための考え方】を、終業式の後、早速写真を撮っている生徒もいました!!
変われるのは今この瞬間からでも変われる…
私も苦手ですが、失敗を恐れずに生徒と共に変わっていくと決意させられた…そんな終業式でした。
一日1ミリ共に…
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。