みなさん、こんにちは
保田学園 保田高等学院です。
保田高等学院では、登校の習慣を崩さないために夏休みを短めに設定しています。
そのため今年は8月4日に他と比べると、遅めの終業式を行いました。
今回はその終業式での校長の話から「人間力」についてご紹介したいと思います。
「社会に出て生きていくために必要な力の中に、人間力というものがあり、人間力とは、社会の中で自立した一人の人間として生きていくために必要な力のこと。そして人間力は、知的能力・対人、社会適応能力・自己制御の要素に分けられる」と校長が説明を行い、さらにその中で人間力の高い人に共通してある特徴を紹介されました…
それは、感謝の気持ちをもって相手を思いやることができ、自分自身を客観的に分析し、なりたい自分に向けて日々向上していこうとしている人でした。
難しい話であったため最初は3年生の生徒が中心に静かに校長を見つめながら話を聞いていましたが、校長が具体例を挙げながら丁寧に説明するとどの生徒もうなずきながら話を聞いていました。
実際、終業式後や夏休み中に生徒と話しをしていると、今日の話が心に響いたようで会話の中で「私はこういう能力が足りていないと思う。」とか、こちらから「これからは少しずつコミュニケーションをとる練習をしていこうね。」と促すと「やっぱりそう思う。」と素直に話を受け止めたりと生徒たちの行動が変わっていました。中には「変わっていくために積極的に学校行事に取り組もうと思う。」という具体的な計画を立てている生徒もいました!!
以前校長が全体に話をした「思いが変われば行動も変わる。」まさにその通りの状態でした。
私も生徒の目の前にいる一人の大人として日々「人間力」を磨いていかなければと改めて感じました。
一日1ミリ共に…
校長のラジオ番組をぜひ聴いてください。